わたしたちの職員研修 ④ ノーリフティングマネジメント研修
11月15日(月)
「ノーリフティングケアの導入とリスクマネジメント」
土日のノーリフティングケアセミナーに引き続き、下元先生にもう一泊していただいて、老人ホーム・訪問介護・
訪問看護・地域ケアプラザ・法人本部事務職の専任職以上の管理者に対して行いました。
今回で 3回目。昨年の 2月・12月にも先生にお願いして実施しており、今回はまだ受講していない管理者が対象です。
法人の取り組みとして、ノーリフティングケアを推進することは明記されているものの、それを全く認識していなかった人やセクションによっては、ノーリフティングは重介護の現場のもの、福祉用具を多用するものという認識が拭えず、事務職に至っては、何で私が・・・という思いで参加した人もいたように思います。
ですが受講した後は、ノーリフティングとは、腰痛を無くすことを目的とした労働安全衛生の取り組みであり、安全・安心して職員が働ける職場づくりを管理者が強い信念のもと、推進していくものであることを理解していただけたようです。
今後さらに高齢化が進む一方、それを担う介護や医療従事者の人材不足は明らか、人を大切にし離職を防ぐための対策は、 お客様を大切にすることにも繋がります。
早くも提出された報告書からは、これから、現場の職員を巻き込んでどのように変化していくか、しっかりと対策を立て
行動をしていかなければという決意と、様々な人たちの理解を得ることの難しさも伺えました。
ところで、このマネジメント研修は、今回を含め3回合わせて計 110名 が受講しました。
皆でとにかく、後戻りせず一歩一歩進んでいきましょう。