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ノーリフティングケアセミナー ④                    「指導者養成コース」

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リフト使用
リフト使用

指導者養成コース
12月11日、12日

師走です。今年も何だか早く過ぎていってます。

12月11日・12日の両日は、ノーリフティング指導者養成の

2日間でした。今回も、理学療法士の方たちが遠く千葉から

熱心にいらっしゃっています。

3人ずつのグループを作り、課題ごとにそれぞれ指導者・利用者・

評価者となり、誰に対して伝えるのか対象者を設定し、

決められた時間内でそのプレゼンを組み立て、実際にプレゼンをして

評価を受けるということを何度も繰り返し学びます。

きちんと手順を伝えてるか、身体に負担のない手法か、

ポイントはどこか、シンプルで分かりやすいか、

気をつけなければならないこと、沢山あります。

人に正しく効果的に伝えるということを学ぶ2日間なのですが、

やっているうちに基本的な身体の使い方が曖昧な受講者も散見され、

2日目は、体重移動の基本の学びなおしから始まりました。

頭の高さが変わらないこと、足先・踵が浮かないこと、支持基底面

から外れた不良姿勢になっていないか、頭が下がって腰に負担がかかっていないか、

作業する手の方向に「鼻・臍・つま先」が向いているか・・・などなど。

身に付いてしまっている自分の癖を取り、スマートに違和感なくできるようになるためには、常に意識してトレーニングすることが必要だと

下元先生がおっしゃっていました。とにかく基本が大事だということを改めて認識しました。

2日目は、数種類のリフターや車いす・その他福祉機器の搬入があり、それらを順番に使ってプレゼンをして評価を受ける一連の流れを

繰り返し、身体に叩き込みました。制限時間内に終了しないことも多く、如何に無駄な情報を伝えているか、人に分かってもらうには、

もっともっと削り落とさなければならないことを実感したようです。一生懸命になると、つい語り過ぎちゃうんですよね。

受講生の皆さん、お疲れさまでした。更に学びを深めていってください。